空手道禅道会の美女格闘家・杉山しずか選手がオーストラリア留学を終えて横浜に戻ってきた。
オーストラリアでは、語学を学び、柔術を学び、キックボクシングを学び、文化を学んだ。
そんな杉山選手は、オーストラリア留学中のエピソードとして、若い男性の泥棒を素手で捕まえたことがあったという。泥棒は若い男で懐にナイフを隠し持っていた。その男はピンチになった時にそのナイフを取り出そうとしたが、杉山選手は武器に対する警戒も怠っていなかった。結果、相手を制圧することができたという。
今回は、特別編として杉山選手が留学中に泥棒を捕まえた状況を紹介する。
また、同じ状況での別の制圧の仕方を前編、後編の併せて2回で紹介する。
泥棒は、あるお店から出て逃げようとした。
その時杉山選手は犯人を必死に追いかけた(写真A①~②)。
杉山選手は、走って1キロぐらい追った後、泥棒の後ろを取って、両腕で福の首部分を捕まえた(写真A③)。
相手をかかとの方に倒すために、服を相手の真後ろに引く(写真A④)。
相手は、後ろにバランスを崩して仰向けに倒れこんでしまった(写真A⑤)。
右膝を相手の胴に持っていき、ニーオンザベリーで相手を抑え込む(写真A⑥)。
相手の両腕を押さえつけてコントロールする(写真A⑦)。
左ひざで相手の腕を押さえつけて、左腕で相手の首を絞める(写真A⑧)。
両腕で相手の背中部分を持ち、一歩前に出ながら上に持ち上げて、相手を少し後ろに崩す(写真B①~②)。
ニーオンザベリーで相手を抑え込む(写真B⑦~⑧)。
両腕で相手の背中を掴んだ状態から、左手を相手から離し、右足を左へ一歩下げる(写真C①~②)。
さらにサイドに移動して相手を横に崩しながら遠心力で相手を倒す(写真C③~⑤)。
ニーオンザベリーで相手を抑える(写真C⑥)。
相手の後ろから両腕でタスキのようにロックして密着する(写真D①)。
さらに密着して自分の体幹に相手を引き付ける(写真D②)。
体全体で上に持ち上げながら後ろに引く(写真D③)。
そのままチョークスリーパーホールドの体勢に入る(写真D④~⑤)。
相手を絞め落とす(写真D⑥)。
両腕で相手をロックして倒そうとしたら、相手が体を前に倒して防御してきた(写真E①~②)。
ロックしたまま相手のサイドに自分の体をずらして密着する(写真E③)。
横から谷落としで相手を倒して、上のポジションを取る(写真E④~⑤)。
肩固めで相手を絞め落とす(写真E⑥)。
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