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キックボクシング

キックボクシング③


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
往年の名キックボクサー 藤原敏男選手 自分がキックデビューした当時は、すでにキックボクシング停滞期だった。テレビ放映され、キックボクシングが一大ブームを巻き起こした頃は、自分が所属していたジムも200名近くもの練習生がいたという。空手をはじめ、腕っぷし自慢の男たちがこぞって入会し、練習していたのだから、今のジムの雰囲気とはかなり、趣も変わっていたと想像される。「強くなりたい、選手を目指し

キックボクシング②


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
プロデビュー 念願のプロデビューをしたのは、入会一年後のことだった。そのころにはジム内のスパーでは、オフェンスもディフェンスもしっかりしてきたし、先輩とやっても互角に戦えるようになっていた。例の天才肌の選手ともガードを固めて、ローキックを返すという戦法で優位に立てるようにもなっていた。だから、それなりの自信もついていたのである。気持ちの中では、一ラウンドでKO勝ちしている自分の姿が浮かん

キックボクシング①


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
キックの洗礼を受けた初めてのスパー 今回からの話題は自分が30年以上にわたって関わってきたキックボクシング。 それを始めたのは、以前も書いたとおり、寸止めの伝統派閥の空手に飽き足りず、より実践的な格闘技を学びたいという気持ちからだった。しかし、当時の自分は茶帯で初段審査を目前にしていた。共に練習に励む稽古仲間もいたし、空手そのものに夢中になっていたのである。道場では「当てるの厳禁」にな

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