空手道禅道会 横浜本部 支部長・大畑慶高
道場に体験に来られた保護者の方や大人の入門希望者から、よくこう聞かれます。
「空手って、習うとどんなふうに変わるんですか?」
私はいつもこう答えています。
「はい、確実に変わります。身体も、心も、人生も、です」
空手は単なる格闘技や運動ではなく、習慣と心を変える“武道”です。
そして禅道会の空手は、打撃、投げ、関節技を含む総合格闘技(MMA)の技術を身につけながら、礼儀・瞑想・自己管理といった精神面も磨いていける、非常に実践的かつ教育的なメソッドです。
本記事では、「空手を習うとどう変わるのか?」を、心・身体・人間関係・日常生活の各側面から、具体的に解説していきます。
空手には帯制度(昇級・昇段)があり、定期的な試験があります。
目標に向かって努力し、乗り越えた経験は、子どもにも大人にも「やればできる」「自分を信じられる」気持ちを育てます。
稽古では「型」や「組手」「ミット打ち」など、集中を要する場面が多く、意識を“今”に向けるトレーニングになります。
その結果、感情を爆発させず、冷静に対応できる力が自然と備わります。
空手の稽古には、苦しい場面やプレッシャーもあります。
それを乗り越える経験が、日常生活でもプレッシャーに負けないメンタルを育みます。
空手は全身運動。特に、突き・蹴り・受けの動作で“軸”を意識するため、自然と姿勢が整います。
猫背やスマホ姿勢に悩む現代人にこそ、空手の稽古は有効です。
子どもも大人も、デスクワークやインドア生活で体を動かす機会が減っています。
空手は楽しみながら、継続的に身体を動かす習慣を作ることができます。
稽古前後のストレッチや、連続した技の稽古によって、柔軟性と筋持久力の両方がバランスよく養われます。
年齢を問わず、動ける身体をつくることができます。
禅道会では、稽古の前後は必ず礼を行います。
先輩・後輩・先生・仲間との関係性の中で、礼儀・敬意・感謝を言葉と動作で表現する訓練が自然に身につきます。
学校でも会社でも、礼儀正しさは信頼に直結します。
道場には、小学生からシニア、会社員、主婦など、さまざまな立場の人が集まります。
共通の目標に向かって一緒に汗をかくことで、世代や肩書きに関係のない“本物のつながり”が生まれます。
組手やミットの相手と呼吸を合わせることは、“相手を感じる”トレーニングでもあります。
他者の立場やタイミングを読む力が、日常の人間関係にも大きく活きてきます。
稽古に通うことで、自然と生活にリズムが生まれます。
夜ふかしや食生活の乱れが減り、子どもはもちろん、大人も健康的な習慣が定着します。
空手は“続ける”ことで強くなる武道。
小さな努力を積み重ねていく習慣が、勉強、仕事、家庭でも継続力として発揮されます。
昇級・昇段試験では、評価されるのは“自分の行動”です。
誰のせいにもできない環境の中で、自分で計画し、努力し、結果を受け止める力がついていきます。
空手道禅道会の空手は、打撃・組技・寝技を含む「総合格闘技空手(MMA空手)」です。
しかし、その中には武道としての礼儀や瞑想、自律訓練も取り入れられています。
身体だけでなく、心や生活そのものが変わる指導体系を提供しています。
空手を始めると、ただ体が強くなるだけでなく、
という、総合的な変化が起きます。
禅道会 横浜本部では、武道家としての空手と、現代人に必要な実践的な自己成長法を融合させた稽古体系を提供しています。
「変わりたい」と思ったその瞬間が、あなたにとってのスタートラインです。
まずは道場の雰囲気を体験しに来てください。
私たちが全力でサポートいたします。