空手道禅道会 横浜本部 支部長・大畑慶高
最近は総合格闘技(MMA)の人気が高まり、YouTubeやSNSでも技術や試合映像を目にすることが増えました。
しかし一方で、道場体験や見学に来た方からこんな声も耳にします。
「武道と総合格闘技ってまったく別物ですよね?」
「礼儀や精神性は武道だけのものでしょ?」
実は、これは大きな誤解です。
私たち空手道禅道会では、総合格闘技の実戦性と、武道の礼節や精神性を融合させた稽古体系を確立しています。
この記事では、「武道から学ぶ総合格闘技」というテーマで、
その根底にある共通点と、禅道会がなぜ“現代の武道道場”として多くの支持を集めているのかを詳しくお伝えします。
まず整理しておきたいのは、「武道」と「総合格闘技」は切り離された存在ではないということ。
このように「内面と精神」を重視する武道と、「結果と技術」を重視する格闘技は、一見正反対のように思えるかもしれません。
しかし、本質的にはどちらも“人間を強くする”ことを目的としているのです。
禅道会の空手は、打撃系の伝統空手を基盤としながら、柔道・柔術・レスリング・キックボクシングなど、さまざまな技術を融合させた“総合格闘技空手”です。
しかし、そこに武道としての礼儀・瞑想・道場訓・師弟関係といった要素を徹底的に組み込んでいます。
具体的には:
つまり、私たちの道場では総合格闘技の身体技術を通して、武道の精神を体得するのです。
MMAという競技は、あらゆる技術の応酬になります。
その中で勝ち残るためには、当然フィジカルやテクニックも必要ですが、
以下のような「武道的マインド」があるかどうかが、大きな差になります。
MMAの試合では、少しの油断や過信が命取り。
禅道会では、謙虚さ・集中力・自己制御力を重視します。
相手がいてこそ、技を磨ける。道場があるから、継続できる。
感謝の気持ちが自然と行動に現れる稽古を徹底しています。
武道家は日常生活も鍛錬の一部。
食事・睡眠・言葉遣い・姿勢など、細部を大切にすることが本番での力につながります。
禅道会の指導を通して、子どもも大人も次のような力を身につけていきます。
失敗や負けを恐れず、粘り強く取り組む“心の筋力”が育ちます。
打撃・投げ・寝技のバランスで、柔軟性・敏捷性・体幹が向上します。
“本当に使える技術”として、日常や非常時に役立つ護身力が身につきます。
試合や稽古を通して、年齢や立場を超えた「信頼関係」が生まれます。
帯制度・試合・目標設定などで、モチベーションが維持されやすくなります。
空手道禅道会 横浜本部は、総合格闘技道場でありながら、
という他にはない価値を提供しています。
綱島駅から徒歩圏、週1回からでも始められる柔軟な稽古体制で、ビジネスマン・主婦・学生・中高年など、幅広い層の方が通われています。
総合格闘技を通して武道を学ぶ。
武道の精神をもって総合格闘技を磨く。
この両輪を大切にするのが、空手道禅道会の理念です。
そのすべてを受け入れ、支える指導体制がここにあります。
まずは体験に来てみてください。
“あなたらしい強さ”を見つけるお手伝いを、私たちが全力でいたします。