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合気の章⑥


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
合気をかけるとは「結び」を作ること。結びとは、相手に接触した段階でその相手と一体になってしまうことだと謎の空手・氣空術に書いてあった。 この結びを作るために必要なのが「圧」。たとえば、相手の胸に自分の手の平を当てると、ほんのわずかな接触状態にもかかわらず相手が押し返してくる。 そんな微妙な圧で、結び(合気)をかける。すると、相手は固まってしまう。 それは畑村会長曰く「ガラス細工のように固

合気の章⑤


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
前回の続き。 会長に呼ばれて、自分の前に立ったのは、その日の稽古が初めてという女性だった。そこでもう一度、同じ技を指導されたのだ。ただし、今度は会長がその方に介添えをして…。 すると、あっけなく崩された。それも一度だけでなく、二度も三度も。 次に会長はこう言った。 「今度は相手の両手をつかんでください」 そう言われて、彼女の両手首を痛くない程度に軽く握った。 そこで会長がその女性に

合気の章④

合気の章

カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
冠光寺流・名古屋の稽古で体験した畑村先生(以下、自分は氣空術門下であるため、会長と書く)の突きは本当に衝撃的だった。それを身をもって、感じたのである。その時は体験という形での稽古への参加だったが、「これは何としてでも、この突きを会得したい」と、その場で入門を決意した。 ちみに氣空術の本(謎の空手・氣空術)は体験稽古の前から読んではいたのである。自分は読書も好きだから、興味を引かれれば一気に読

合気の章③


カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
前回の続き。炭粉氏の合気探求に強い関心を抱いたのは、炭粉氏自身がフルコンタクト空手のツワモノであるからだ。これが合気道をやっている人の書いた本なら、読まなかっただろう。ちなみに、炭粉氏が合気を実体験したのは、冠光寺流の保江師との出会いからである。合気系柔術の基本技の代表に「合気上げ」というものがある。お互いに座った状態で片方が相手の両手首をしっかり、押さえる。仕手側はそれを力ではなく、上げるの

合気の章②

合気

カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
相手と立ち会った際、戦うのではなく、和合する…前回のトピックス記事では、そう言われる塩田師の言葉を綴った。それが実際にできるなら、素晴らしいことである。だがしかし、その系列道場で学ぶ友人・知人からは「塩田先生のような技は門下の誰もが使えない。あの人は特別だ」と聞かされた。さらに、大学でほんの一週間程度、体験した合気道には武道として、なんら魅力も感じられなかった。 それでも、どこかに「合気」の

合気の章①

合気

カテゴリ: 格闘技の話 タグ:
今回、書くのは「合気」について。とはいえ、合気道そのものについて書くのではない。「柔よく剛を制す」という、武道・武術においては、理想の在り方そのものである。そもそも、この合気について簡単に表現することが難しい。力を使うのではなく、仕手側の体の使い方そのもので相手の動きを制御する術なのだが、個人的に言うと、それが単なる関節技だけであるならば、それが合気か?と疑問に思うのである。 というのは、今

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