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隻腕の空手家・島山浩司の空手道人生②


カテゴリ: 島山道場 島山浩司, 格闘技の話 タグ:
数回にわたる手術後、しかし、腕が癒着する見込みはなかった  ミキサーで右腕がちぎれてしまった島山。別の病院に移った彼は、今度は腹部の皮膚を取り、それを腕にかぶせて癒着させようという手術を行った。これがかなり、「痛かった」と島山は言う。考えてもみてほしい。腕がちぎれたうえに、腹部の皮膚をとるのである。手術後の麻酔がさめた後の激痛は痛み止めが効くようなレベルではなかったであろう。それはまさに

隻腕の空手家・島山浩司の空手道人生


カテゴリ: 島山道場 島山浩司, 格闘技の話 タグ:
小学生の頃から野球一筋。特待生で高校野球の名門校に進学  突然の切り出しだが、あなたが武道なり、格闘技をやっていて、何らかの事故で片腕を無くしてしまったら、どう思われるだろうか。肉体的にもハンディキャップはある、日常生活にも大きな支障になるだろう。それまで好きでやっていた、練習もできなくなるかもしれない。パンチも打てない、蹴る時のバランスも崩れる…。自分なら、そんな目に遭遇したら、絶望感でい

自分の弱い心をどう制御するか…それが目標 高萩英樹さん6


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
合気道の達人・塩田剛三師が弟子に語った名言 高萩は続けて語った。 「それから、どんなに肉体的に強くても、武術に優れていても、武器の前にはほとんど破られます。例えば、私にナイフを持たせたら、強いですよ(注:高萩は戦いにおけるナイフテクニックも熱心に鍛練している)。しかし、武器を持った相手ですら、殺意を持った相手ですら、『これ以上はできない…この男は素晴らしく、そして生きる価値がある』と思

高萩が体験した不思議な境地(アイキモード)高萩英樹さん5


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
高萩が体験した不思議な境地(アイキモード)その続き 相手は体軸を大きく崩し、潰され、投げられてしまう。その静かで不思議な時間は、高萩が「我」を意識するまで続いた。 「我」を意識してしまうと、今までどの様な攻撃が襲ってきていても前に出る事ができていたのだが、その瞬間(自意識を持ち出した途端)に後退してしまう。目先の攻撃が怖くて目が離せなくなるのだ。その時の様子を彼はこう語ってくれた。

空手家・炭粉さんとの組手で高萩が観た境地 高萩英樹さん4


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
空手家・炭粉さんとの組手で高萩が観た境地とは… その時の様子を高萩はこう語った。 「炭粉さんと対峙したその瞬間でした。炭粉さんは鍛え上げた屈強な両腕で十字を切って猫足立ちに構えました。『よしっ!本気でかかって来い!』いきなりのシチュエーションであった。私はパニックに陥ってしまいました。炭粉さんの前羽の構えに氣が込められ、緊張が辺りを覆い尽くした。反射的に私は右半身に構えました。炭粉さん

「アイキモード」と呼ぶ「無念無想の境地」 高萩英樹さん3


カテゴリ: 格闘技の話, 高萩英樹 タグ:
合気にかからない、感じないのに悩まされた 一度は合気を体感できたものの、それ以降は一切、誰の合気技にもかからなかったと言う高萩。これには苦悩したと言う。基本中の基本である「結び」すら、実感がないと言うのである。 「これでは合気習得など永遠の夢ではないかと時折絶望が顔を覗かせました。しかし、合気をこの身で体験したい。身を持って味わいたいとの悲痛な祈りは、多くの予定調和を持ってここに実現し

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